骨折とは?
骨折とは、簡単に言うと骨のケガで、骨の連続性が完全に断たれているか部分的に断たれている事をいいます。また外傷性の骨折と、病的な骨折があります。一般的には外傷性の骨折の方がイメージしやすいと思います。
特に外傷性の骨折の場合折れているであろう場所に「変形している」「関節じゃない所で動く」「内出血している」「腫れあがっている」のような症状があったら、骨折を考えたほうがいいと思います。
しかし、わかりにくい骨折もあり、捻挫や指であれば突き指などもあるので、その場ですぐに区別するのは難しいと思います。先ほどの、「変形している」「関節じゃない所で動く」場合は外見からみても判断できるとおもいます。


「内出血している」「腫れあがっている」のような場合は、折れているのか捻挫や打撲なのか判断がつきにくいです。
内出血していると徐々にアザが広がっていき、消えるまでには数週間かかる事が多いです。腫れている場合でも、腫れが引くまでは数週間かかる事もあります。
折れた骨がくっつくまでは、折れた場所や年齢などにもよりますが、指の骨であれば2週間前後、腕や足の骨を折ると1か月から2か月はかかります。仮に1か月で骨がくっついたとしても、そこからリハビリなどを考えると数ヶ月以上の期間が必要になってきます。骨折を早く治すためにも安静にし、適切な治療をすることをお勧めします。